你好, 50代になってやり直し中国語を学ぶうらです。
今回は、写経気分で中国語の目・耳・口の筋肉を鍛える方法について、ご紹介したいと思います。
「50代になってくると、体力や土壇場の集中力が落ちている…!」とは言うものの、若いころに比べ、今まで生きてきた経験の長さから、意識しなくとも、知識が豊富になってきていませんか。
何気なく過ごしてきた日々の経験も、仕事で叩き込まれた社会常識(笑)なども含めて、20代の頃より、良い意味で”老成”した自分の成長を感じられる時があり、嬉しく思っています。
年齢を重ねるごとに興味の対象も、人間→動物→草花・絵画・建造物→(将来:空や石?)となり、自分自身に対しても、外見(見た目)→内面(心身)に意識が向くようになってきました。
どうやら「動」→「静」に、心地よさを感じる世代になったらしく…!
語学の勉強方法も、受験や就職、転職のために、アグレッシブに「ガツ勉」に挑む若い頃のやり方ではなく、心身に心地よい学習方法を取り入れたいものですよね。
私は、大好きな中国語の曲を、「写経」気分で書き写し、中国語のインプット&アウトプットに活用しています。
1.楽しく学びたい
2.心身が満たされて、達成感を感じる
それらの勉強方法のひとつとして、「写経」の流れを取り入れてみました。
順は以下のとおり、とてもシンプル。
【用意するもの: 紙・ペン・PC (orスマホ)】
①ウェブサイトを検索し、自分のお気に入りの中国語の歌詞をコピーする
②google翻訳(中国語→日本語)にて、歌詞を貼付け → 右下に四声とPinyin、日本語訳が出てくる
③紙に中国語の歌詞とpinyinを手書きする (日本語訳も必要な場合は、違う紙にメモする)
④毎日1,2度音読し、四声&pinyinの口の筋肉を鍛える。たまに、スムーズに言えない箇所のみ「写経」する。
驚き!写経メソッドの効果で、中国語が耳に残る~♪
私は、ちょっとスペシャルな気分になるために、写経ノートを作り、それに書き溜めています。
ページの余白に、曲の生词(新たな単語)と日本語訳を並べ、音読前に眺めたり、声に出したりしています。
写経がメインの作業になりますので、選ぶ歌詞は難しすぎないもの、中国語70%ぐらいが理解できるものを。
また、もし中国語の歌詞だけでは不安な場合は、日本語訳もメモするのも、おすすめ。
メモすることで、歌詞の意味が、頭に入りやすくなりますよ。
音読後、よかったら、曲に合わせて歌ってみてください。けっこう歌えてしまう!自分に驚きます(笑)
これは、続ければ続けるほど、歌うのがうまくなるので、ほんと~ぅぅに嬉しい。
「音が流れてきたら、自然に一緒に歌ってた」が、理想のかたちです。
勉強として「同じ文を何度も音読する」のは、正直しんどい。
でも、好きな歌となると、毎度「同じ歌詞」でも苦にならないから、不思議です。
いかがでしょう。
「写経」気分で書き写し終わった時、「心身ともにに心地よし!」な達成感を、味わってみませんか。
その一方で、字の乱れ、行の乱れで、自分の精神状態が判ったりもして、いろいろな意味で一挙両得(笑)
次回も、「写経」メソッド第2弾~なぜ中国語ポップスが、写経に向いているのか、理由3つについて話したいと思います。
お楽しみに~♪